シェイクスピア劇を通ってきた役者さんは、言葉が明瞭で、リズムが良く、言葉の意味が届きます。
僕はシェイクスピアを通ってきていないので、どのようなトレーニングをしているのかは話を聞いたことくらいしかないので、なんとも言えないですが、明らかな違いがありますね。
音声的に明瞭であり、意味や感情を伝えるための韻律が整い、聴き手の脳が負担なく理解・記憶・共感できる。
以前、明瞭話法は、単に音声が聞き取りやすいだけでなく、理解・記憶処理の効率を高める。という論文を読んだことがあります。通常の会話話法では音の省略や曖昧さが多く、聞き手の脳は補完処理にリソースを使うため、情報保持が難しくなる。という。
「文の意味レベル」での再生。 すなわち単語の羅列ではなく、シェイクスピアを通っている俳優さんは、文の意味を正しく再構成して芝居ができているように聴こえます。
だいたいのメソッドは現役時代にやってみたけども、その中でも、シェイクスピア劇を通らなかったことに少し後悔があります。なぜなら、トレーナーの観点から、シェイクスピア劇を丁寧に行うというのは「言葉」の基本を学ぶ上でとてもよいと思えるからです。また飛び込んでみようかな。素人ですがいいですか?