武漢コロナウイルスの発生のメカニズムも世界にリリースされた経緯もきちんとした公式の報告書が出されていないのは、先進国で日本だけ。そもそも危険地域として渡航勧告も外務省が出していないのは異常です。
中国は現在も口蹄疫の発生地域です。
今回、中国から日本へ持ち込まれようとした生のヤギ肉から、感染性のある口蹄疫ウイルスが検出されました。
台湾は、口蹄疫の恐ろしさを身をもって知っています。1997年に口蹄疫が発生した際、約385万頭もの豚が殺処分され、経済損失は約1,700億台湾ドルに達しました。それまで年間約500億台湾ドルを日本へ輸出していた台湾の豚肉産業も、一夜にして主要な輸出市場を失いました。
その後、長年にわたる防疫を経て、2018年にようやく口蹄疫ワクチンの接種を全面停止。2020年、発生から23年をかけて「ワクチン非接種口蹄疫清浄地域」として国際的に認定され、豚肉輸出再開への道が開かれました。
また台湾では、アフリカ豚熱の発生地域から豚肉製品を違法に持ち込んだ場合、初回でも20万台湾ドル(約94万円)、再犯なら100万台湾ドル(約470万円)の罰金が科されます。
それほど厳しい罰則があっても、中国から肉製品を違法に持ち込もうとする人は後を絶ちません。水際で食い止めなければ、台湾や日本の畜産業全体に甚大な被害を与えかねません。
写真:台湾で過去に押収された中国からの肉製品
写真出所:三立新聞網